原文 917 文字

人は誰でも、人として尊重され、それぞれにふさわしい環境の下で人間らしく生きる権利を 持っています  → 持っている 。これは男性であろうと女性であろうとすべての人に あたえた  → あたえられている 権利です。 ところが、人類の歴史の中で、長い間女性は男性より低い存在と 見られてきました  → 見られてきた 。第二次世界大戦後、男女同権への足がかりが できました  → できた 。それから半世紀がたち今日女性の地位はかなり 向上しましたが、なおも女性であることで、差別に悩み人権を侵害されるたくさんの女性が存在します  → 向上したが、なおも女性であることで、差別に悩み人権を侵害されるたくさんの女性が存在する 。 はじめに日本社会の最大の問題点の一つとして女性の社会進出率の低さがあげられる。従来の通念では男性=仕事、女性=家庭で、その昔からの図式をまだぬぐい去れていない。日本の女性の 就職グラフ  → 就職のグラフ は20代初めから グラフは  → φ|グラフは(冗長) 上昇し、30代でいったん グラフは  → φ|グラフは(冗長) 落ち込み、40代初めからまた曲線は上昇し50代後半からは下がっていくという、M字型曲線を描いている。他の先進国においてはこのような曲線は見られないのに、なぜ日本 にだけの  → にだけ この現象は現れるのだろうか。これは何よりも日本の男性優位の社会形態により、また女性は結婚したら家庭に入るべきといった日本習慣から、これまで多くの女性が結婚や出産を機に離職してきたことを示している。 産休制度に関して、北欧諸国など では  → は 日本の制度と ぜんぜん  → まったく ちがいます  → 異なります 。スウェーデンでは母親90%、父親の70%が育児休職を取る。その間の一年間に限り、給与の80%は保証され、その間は政府が支給する。特にノルウェーでは、休職期間の一部を必ず父親が取るように 義務づける  → 義務づけた|義務づけている パパワォーク  → パパクオータ ”制の下、その取得率は90%に達する おおぜい  → 勢い である。日本とは何がどう違うのか。これを見ても分かるように、女性の社会進出度が高い国では産休、育休制度が整っており、男性の取得率も非常に高い。 だから、 経済面にどんなに先進しても  → 経済面でどんなに発展しても 、もし「男尊女卑」の現状が かえない  → 変わらなければ どうしも  → どうしても 真の先進国に ならない  → なれない 。女性の社会進出は先進国  → にとって 真の鍵 でしょう  → だろう|であろう 。「注」2000年度のUNDP(国際連合開発計画)の調査によると、女性の 政界が  → 政界や|政界と 経済界への社会進出度を示す指標であるGEM値(ジェンダー、エンパリーメント指数)が、日本は70カ国中、41位にとどまっている。

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