私たちの班の発表の課題は大家族制度と核家族制度である。 この講義を受ける前 に → は 以前の日本は母系社会だったということは全然しらなかった。 本当に驚いた。これから大家族制度と核家族制度について説明する。核家族(かくかぞく)とは、「一組の夫婦とその子供たち」のみからなる集合体をいう。古くからの大家族制度と対になる表現である。 大家族に比較して、親類間のプライバシーが保たれるようになる一方、労働面及び精神的な面での助け合いがしづらくなるという特徴がある。特に、子育てなどにおいて身近に経験者のいないことから若い夫婦がパニックに陥りやすくなる、マニュアル偏重になるなどの弊害がある。 拡大家族から核家族 の → への 進化は、マイホーム主義という言葉を生み出し、現代では7割が核家族世代だと言われている。問題としての核家族:離婚の増加や夫婦間の精神的交流が円滑でない家庭 児童の養育ノイローゼ 子殺しや親子心中 母親の過度の教育熱心、教育ママ、過干渉 家庭において無頓着、不干渉な父親、父親不在 世帯規模の減少、核家族化 共稼ぎ、出稼ぎによる親子の接触時間の少なさ きょうだい数が少なく、ひとりっ子が多い。ひとりっ子への保護過剰 溺愛 親子会話の不足 共稼ぎの増加により留守家族、かぎっ子が増えている しつけの低下 情報化、テレビっ子今核家族を問題視する見方も登場している。 家庭環境をめぐる最近の持続的な変化としては、世帯規模の縮小と核家族化の進行により、きょうだいに恵まれぬ児童、祖父母との接触がない児童がふえており、多角的な人間関係のなかで育つ機会に乏しいことがあげられる。 現在の都市生活においては、父親は大部分家族外の職場で働き、のちにみるように子との接触時間はきわめて少ない。特に、共かせぎの場合であれば、子は生活時間の多くを両親との接触なしに過ごすことになる。農村においても、 出かせぎが父親不在を常態化している。 → 出かせぎによって父親不在が常態化している。 これらの場合でも、かつての直系家族的生活様式のもとでは、家庭内のだれかがその保護を補完していた。世帯規模の縮小と核家族化により、きょうだいや祖父母との接触が減少し、多角的な人間関係の中で育つ機会やしつけが不足しているといった、今日につながる見方が登場したのである。だが、今日の核家族批判と少しニュアンスが違う面も見られた。 だが、この時点では、核家族化そのものが子どもの養育にとって問題だとは見なされていない。それは、次のように、核家族化=近代化であり、時代の必然的な趨勢であると捉えられているからだろう。それまでの伝統的な直系家族的形態は、その構成が複合的であり、かつ、人数も比較的多かった。そこでは、良い意味でも悪い意味でも家族どうしの親密な結合が要求され、相互に補完されていた。 このような家族は、核家族化の進行とともに解体が進み、その結果、家族の機能、あり方も大きく変わった。そして、児童にとっても、家族のもつ意味、機能は、大きな 変化をもたらした → 変化がもたらされた 。第1に、児童にとって、それまでの家族がもっていたような祖父母、兄弟等と接することによる人格形成が不可能となり、逆に、父又は母といった極めて限定された人との結びつきが強くなったことである。このことは、児童がより一層両親の人格に強く影響される可能性が強まったという意味で、改めて親の側のあり方が問われることとなるが、事態は必ずしも好ましくなく、特に親によよる甘やかし、保護過剰、無関心、放任など、さまざまの問題を生じさせることとなった。 子供を取り巻く家庭、社会環境は近年大きく変化してきた。すなわち、家庭においては、核家族化と子供数の減少、これは親の関心を子供一人一人に集中させ、子供を大切にし過保護に育てる、子供に対して親の影響(長所 短所)が単純で直接的な働き方をする。 兄弟間の関係から得られていた社会的勉強 経験の不足化、親の留守の機会が多くなり、子供が孤独に陥る機会の増加などの傾向を生んだ。また、時間と金にゆとりを生じ、それを子供へ過剰に打ち込む傾向、親の子供に対する甘やかし、過剰な期待と干渉、母親主導型父親従属型教育、子供のペット化、親子の情緒的結合の不足化などの傾向が言われている。子どもの養育において、核家族化が問題にされるようになったのは1970年代初頭である。だが、 まお → なお 、核家族化=近代化の必然という枠組みが残っていた。 そうした理念や 枠組 → 枠組み が語られなくなり、核家族化自体が子育てやしつけの問題の様々な要因として捉えられるようになり、それ以後、今に至るまで、30年以上も、核家族化は様々な教育問題、子供問題の要因として語られ続けている。
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