みかんぐみ 株式会社みかんぐみは4人の建築家が中心となっている一級建築士事務所である。そのうち3人が東工大出身である。加茂さんの話によると、この建築事務室の名前の由来は加茂さんの娘さんの保育園のクラス名からとったそうだ。大きくなるというメッセージを表す。三人は同じ研究室の出身だったが、卒業して、みんなが違う建築所で働いていた。そして、バブル崩壊後の不景気の最中のとき、NHK長野放送会館のコンペティション出展のために集まったことが結成のきっかけとして、設計事務所「みかんぐみ」がスタートした。結成直後は大変だったが、いま順調に回っている。個性を持っている建築家が集まって集団で設計することについて、みかん成員は「みかんミーティング」とよぶミーティングをやって、徹底的に議論して、そして、色まで一緒にきめていたと述べていた。一緒に設計しているうちに、みんなが普通の感覚で住宅を作りたいという共通の気持ちを持って、施主の話からプロジェクトごとに考えなければならない問題をピックアップするという過程を説明していた。建築は引渡したときから変化が始まるが、みかんぐみの成員が「変化を引き受ける」作品を目指している。そして、みんなの話の中で、「佐倉の家」と「愛・地球博」の作品例として、建物の完成が目的ではない、時間に対応して将来の使い方の変化に合わせて、使い方が続けられる作品を作りたいという目的を述べていた。インタビューの最後では、話の内容によると、大学の建築教育が変わってきているのため、実務に携わっている建築家が教育することの意味が大きくなっていると思って、全員が教師をしているそうだ。
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