株式会社みかんぐみは一級建築士事務所である。この事務所は4人の建築家が中心となっおり、そのうち3人が東工大出身だそうだ。その3人の一人である加茂紀和子さんによると、「みかんぐみ」という建築事務所の名前の由来は彼女の娘が通っていた保育園のクラス名からとったそうだ。それで、事務所の仲間たちが聞いて、「みかんぐみ」という名前はカタカナの名前でかっこをつけたりすることよりいいといっている。3人が東工大を出たころは、ちょうどバブルの最盛期だそうだ。加茂さんによると、そのころ彼女が勤めていた事務所の仕事の量は殺人的だったそうだ。一方、竹内さんによれば、彼が勤めていた事務所の仕事の量はそれほどではなかったが、年収は大手設計事務所の3分の1くらいだったそうだ。曽我部さんが勤めていた事務所の仕事のバリエーションも多く、彼にとってそのころはほとんどのことが初経験だったそうだ。みかんぐみのみんなさんによれば、「みかんぐみ」が結成した経緯はNHK長野放送会館のコンペティション出展にあったそうだ。当初は一時的に集まって、出展が最優秀賞を受賞し、設計が受注することによって、設計事務所「みかんぐみ」がスタートしたということである。個性的な建築家が集まって集団で設計するということは大変である。しかし、みかんぐみによれば、彼らは「みかんミーティング」という「ミーティングをやって、徹底的に議論し、仕事の根幹をみんなの合意で決めているだそうだ。みかんぐみの4人は、学校の先生もやっているだそうだ。みかんぐみによれば、実務に携わっている建築家が教育することの意味が大きくなっているという。
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