みかんぐみ みかんぐみというのは、東工大の建築学科・坂本一成研究室出身の三人と一人のフランス人のが結成している一級建築士事務所のことである。彼らが東工大を卒業したころは、ちょうど日本がバブルの最盛期にあった。三人はそれぞれ違う建築事務所で働いていたが、それぞれ勤める企業の規模によって仕事の依頼が殺到していたり、バリエーションが多かったり、またはマイペースだったりしたという。 バブルが破壊し → バブルが崩壊し て、1995年にNHK長野放送会館のコンペティション出展のために、「みかんぐみ」が結成された。メンバー加茂紀和子によると、「みかんぐみ」という名前は、彼らの中の一人の娘の保育園のクラス名からとったそうだ。みかんぐみの3人によると、結成された当時は重要な内容は「みかんミーティング」を通して一緒に決めたようだ。だが、最近は「みんなに共通する指向性がはっきりしてきた」と述べている。そして、作った作品に作家性ができるだけ表れないということに集中するそうだ。作品を作るのに、まずインタビューアとの 話し合いに通じて → 話し合いをもとにして 問題を挙げて解決するというプロセスに基づいて仕事が進むそうだ。そのプロセスの中は特に、「変化することを引き受けた作品」に 努力して、 → 努力している。 例えば「佐倉の家」では内部に何も入れなかったり、トヨタグループのパビリオンでは環境にやさしい建材がリユース・リサイクルされるということを前提にしたりするようだ。三人とも、大学で教師の仕事をして、日本の建築教育においても変化をもたらしているようだ。みかんぐみによると、日本の建築教育における問題は、1980年代から意匠設計と構造という違った内容の建築分野が分割してしまって以来、建築家と構造家は仲が悪いままだそうだ。もう一つの問題は、建築学科が世界の例外として工学部にあるということである。みかんぐみは、新世代の建築家と一緒に設備とデザインを統合的に教えることに努力していると言える。
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